青色申告するまでの流れを超簡単に解説!流れと必要なものを把握

どうも!今年の分から青色申告したい、在宅ワーカーの日野です。

初めて青色で確定申告をする場合、そもそも「何をやったらいいか」「どれから手をつけたらいいのか」すら分からないですよね。

じつは、私もそうでした(;´∀`)

この記事では、【青色申告って何をどうやればいいのか】【どんな流れでやっていくものなのか】について、超初心者さんでも分かるようにまとめていきたいと思います。

(※青色申告の10万円控除ではなく、複式簿記でやる65万円控除についての方法をまとめています)

青色65万円控除に必要な提出書類ってどれ?

まず、青色申告する時に税務署へ持って行く書類について知っていきましょう。

・青色申告決算書
・所得税確定申告書B

※その他、控除用の証明書などがある場合はそれを添付書類台紙に貼りつけて提出する

とりあえず知っておくべきことは、「青色申告決算書」「所得税確定申告書B」ですね。基本はこの2種類の書類さえ提出したらOKなんです。

『その他、控除用の証明書などがある場合はそれを添付書類台紙に貼りつけて提出する』とはどういうことかというと……

例えば、個人事業主である私は、自分の国民年金保険料を支払っています。その場合、社会保険料控除が出来るんです(税金が少しお得になるということ)。

国民年金保険料を支払ってる場合は、だいたい11月ごろになったら年金機構から証明書が送られてくるので、証明書を添付書類台紙と呼ばれる用紙に貼り付けて税務署へ提出します。

他にも生命保険料も控除できたりするので、自分が支払っているもののなかで控除できるものはないかな?ということはチェックしておきたいですね。

ちなみに私の場合はまだ健康保険料については親の扶養なので(お恥ずかしいですが稼ぎが少ないもので…)、私が控除できるのは国民年金保険料くらいですね、今年の分については。

…ということで、以上の書類さえ税務署へ出したら、青色申告は完了です。

次は、提出書類に類てもうちょっと詳しく知っていきましょう。

提出するべき書類は全部で6枚

さきほど「青色申告決算書」「所得税確定申告書B」を提出したらOKだと書きました。

じゃぁ、いったい青色申告決算書ってどんなやつなんだ?ということなんですが、以下の合計4枚の書類のことなんです。

・損益計算書 ・・・ 1枚
・損益計算書の内訳 ・・・ 2枚
・賃借対照表 ・・・ 1枚

所得税確定申告書Bは、以下の合計2枚の書類のことです。

・第一表 ・・・ 1枚
・第二表 ・・・ 1枚

つまり、全部で6枚の書類を税務署に出したら、青色申告が完了するということになります。

(もちろん、控除を受けたい場合は証明書などを添付書類台紙に貼りつけて一緒に提出してくださいね。なお、証明となる届いたハガキなどは貼りつけずに提示するだけでもいいみたいです)

6枚の書類はどうやったら作れるの?

ここで分からないのが、「どうやってこの6枚の書類を作ったらいいんだろう?」ということですよね。

それに関係することなんですが、ここで先に『絶対作って保管しておかなきゃいけない帳簿』について知らなければいけません。

主要簿といって、『総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)』『仕訳帳(しわけちょう)』を作らないといけないのです。作成後は7年間保管することが義務付けられています。

で、さっきの話に戻りますが…

この2つの主要簿を作ると、それをもとにして「青色申告決算書」と「所得税確定申告書B」が作れてしまうんです!

逆に言うと、【絶対作成しないといけない主要簿2つを作成しないと、確定申告するために必要な書類が作れないよ】ってことになります。

簡単にまとめるとこんな感じ↓

・総勘定元帳、仕訳帳を作る
  ↓
・それをもとに青色申告決算書、所得税確定申告書Bを書く
  ↓
・税務署へ提出

例えば今年2017年のことで言うと、、、

2017年1月1日から12月31日までの仕訳帳を、月1回とかちょくちょくつけて記録していく。それをもとに総勘定元帳を作る。2018年になったらそれらの帳簿を元にして賃借対照表やら損益計算書などの決算書を書いて、確定申告書Bを書いて、間違いないかチェックして提出する。

、、、という流れになります。

現金出納帳などの補助簿について

主要簿の2つ以外に、補助簿というのがあります。

現金出納帳
預金出納帳
買掛帳
売掛帳
固定資産台帳
給与台帳

↑こんな感じで色々ありますが、これらは作成しなくてもOKです。

ただ、主要簿だけで事業に関わるお金のやり取りを全部まとめるのって、業種によっては大変なんですよ。なので、主要簿を書きやすくするために、補助簿を付けるという訳なんです。

主要簿をつけるための分かりやすいメモ的な感じだと考えて貰ったら、分かりやすいかと思います。

申告までの流れをもう一度チェック

補助簿を使ったりしつつ仕訳帳を書く
  ↓
仕訳帳や補助簿を元にして総勘定元帳を書く
  ↓
仕訳帳と総勘定元帳を元にして、青色申告決算書と所得税確定申告書Bの合計6枚の提出書類を作る
  ↓
青色申告決算書と所得税確定申告書Bを確定申告の期間中に税務署へ提出する

…と、こういった流れで65万円控除の青色申告をしていくことになります。

なお、提出日は毎年2月16日から3月15日くらいです。でも日曜日とか祝日と重なる場合は前後にズレることもあるので、国税庁のサイトで毎年チェックを入れた方がいいですね。

こういった流れですすんでいきますので、まずは仕訳帳を作るところから始まります。

初年度は慣れないことも多いと思いますが、税務署の方で無料の説明会なんかも毎年行われてますので、参加して色々質問するという手もあります。

今は会計ソフトを使ってオンライン上で帳簿つけをする人も多く、私もそうなんですが、プランの中に「メールや電話で質問できる」というのが含まれたものもあります。そういったプランを賢く使って、分からないことをどんどん質問して帳簿つけを進めていくのもいいですね。

ちなみに私は「やよいの青色申告オンライン」の「ベーシックプラン」に登録しています。分からないことがあったら電話でもメールでも聞けるので、助かってます。

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