私は在宅ワーカーなのですが、個人用のネット銀行の預金口座をそのまま事業用にして使っています。
その口座に入ってくるお金は全て事業関係のもので、出ていくものは経費か生活費だけというシンプルな感じになってます。
今回は「やよいの青色申告オンライン」にある『入出金明細ファイル取り込み』の機能を使って簡単に売掛金を仕訳してみました。あと生活費用に引き出したものも仕訳しました。
勝手にファイルをダウンロードして、入出金額や日付を勝手に入力しておいてくれるので、楽で助かりました。
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入出金明細のCSVファイルを取り込む
あらかじめ、銀行のサイトでCSVファイルをダウンロードしておきます。
私はSBIネット銀行を使ってますが、入出金明細のページに「CSVファイルでダウンロード」というリンクがあるのでそれをクリックしてダウンロードしておきました。パソコンのどこかに保存しておきましょう。
やよいのトップページにログインして、左のメニューの『スマート取引取込』⇒『入出金明細ファイル取込』⇒『「ここにファイルを～」と書いているところをクリックしてファイルを開く』
…という感じでやると、こんな感じになりました↓
勘定科目は普通預金となるので、そのまま普通預金と入力された状態です。この左に日付の欄もありますが、もちろん実際に入出金があった日付になっています。
補助科目はあらかじめ設定してある銀行名です。
摘要は、ネット銀行の方で編集をして記入していたワードが入っています。これを変えたい場合は後で変えられますが、ここでは変えられないのでこのままでＯＫです。
金額はもちろん実際の金額と一緒です。
生活費の支払いの勘定科目を変更していく
一番右にある「勘定科目」ですが、ここをクリックして色々選んでいきます。
事業用の口座ですので、ここから生活費を引き出した場合は「事業主貸」になります。事業のためのお金を私的に使ったという意味合いになります。
ややこしくならないよう、私は生活費の引き出しは月に1回までと決め、できるだけ回数を少なくするようにしています。今年は年間6回の引き出しで済みましたので、記帳も6回分で済んで楽です。
もしも生活費が口座からの引き落としだったり、クレジットカード払いだったりする場合は、事業用とは別に個人用の生活費支払用口座を作っておくと楽でいいですよ。
月に1回、事業用口座から生活費用の口座へ振り込めば記帳も月1回で済みますので。
振り込まれたお金は売掛金として処理した
クラウドソーシングやアフィリエイト、外注などして稼いでいるので、「売り上げが確定した日」と「確定した売り上げが入金された日」が違います。1ヶ月～2ヶ月遅れで入金されます。
ですので、入金されたお金は「確定していたんだけどまだ支払ってもらってなかった金額」となります。
…ということで、勘定科目は『売掛金』を選びます。
仕訳でいうと『借方：普通預金 ○○銀行 ○○円 / 貸方：売掛金 ○○円』となりますね。カチカチクリックして売掛金を選択していくだけなので楽です。
振込手数料がかかった場合は、とりあえずここから仕訳するのはやめて、「かんたん取引入力」か「仕訳の入力」から直接書き込んでいった方がやりやすいです。記帳のやり方についてはまた別記事にまとめます。
「取引の登録」で記帳するかしないかを選択
一番右の「取引の登録」ですが、これは「この取引を記帳しますか？」という意味になります。
例えばすでに、生活費の引き出しだけは仕訳済みだったとします。ここに入出金明細から取り込んだ仕訳まで記帳しちゃうと、重複しますよね。
重複しないようにしたい項目は『しない』を選びましょう。
そのまま記帳したい項目は『する』を選びます。そうすれば仕訳済みになりますよ。
仕訳が終わってから、摘要に書いていた言葉を書きなおしたいとか、そういう時は左メニューにある「仕訳の入力」から変更します。
自動で仕訳した項目を後で変更する
「仕訳の入力」をクリックすると、右側にズラッと仕訳済みのものが並んでますので、そこから編集したい項目にチェックを入れます。
そして上にある『編集』をクリック。
勘定科目や金額、摘要、日付など何でも変更できます。
私は銀行の方では摘要のところに「生活費」など短いワードしか入れていなかったので、編集で「生活費の引き出し」としました。ここは自分で見るところなので、何でもいいみたいですね。
この自動仕訳で、生活費の引き出しと売掛金の入金を仕訳することが出来ました。早かったー！
私はあとは、各ASPでの売上の確定について仕分けたらだいたい終わりになります。こっちは自動で入力は無理なので、ぼちぼち自分で打ち込んでいきたいと思います。