A8の確定金額と振込額を仕訳した。記帳例&ページの印刷保管

まず、私はウェブ関係の在宅ワークをしています。アフィリエイトと呼ばれるものの収入が現在は主ですかね。あとは外注として雇われて内職などやってます。

どちらも、「売上が確定⇒1ヶ月~2か月遅れで入金」ということがほとんどですね。仕入れなどはありません。

そういった場合、どうやって青色申告のための帳簿付けをやっていったらいいか。

私の場合の全体の流れについて、今回は例としてA8というASPについての1年間の仕訳について、どうやったか&印刷して保管すべきページはどこかなど、色々とまとめていきたいと思います。

※A8を例として書いていきますが、どのASPでも同じように仕訳すればいいです。やり方は各ASP同じで、確定日と入金日が違うというだけになります。

1月に入ってすぐ1年分の売上の確定額をチェック

まず、100件200件と記帳をしないといけないって訳でもないので、私は全部、1月1日以降から帳簿付けを始めます。(仕訳の必要な件数が多い場合は、毎月つけた方がいいです)

例えば2017年の1月1日~12月31日までの売上について、2018年1月1日以降に仕訳していくという感じです。

なぜかというと、各ASP会社でだいたい月末締めになっているので、12月31日を過ぎれば、1年間分の売上がすべて確定するからです。

で、まずやるのは売上を振り込んでくれる会社、つまりはアフィリエイターにとってはASPになりますが、2017年の1年間の確定金額を調べます。

A8だったら『レポート⇒成果報酬⇒成果確定レポート(月別)』で、毎月の確定金額が出ます。

このページを見て、何月の確定額が○○円、とメモ帳に書き込んでいきます。これを見つつ、複式帳簿付けを行います。…が、まずは12ヵ月分の確定額をメモするだけにして、次の作業へ移ります。

保管義務があるので振込レポートページを印刷

さっきのページだと見やすいですが、情報をダウンロードできません。

スクリーンショットを撮って保管するとしても、例えばあとで画像を触って数字をごまかしてるんじゃないかとか、そんな風に考えることもできるっちゃできますよね。

ということで、『レポート⇒振込レポート』のページへ行きます。

ここには毎月の確定額と振込額、キャリーオーバーにしてる場合は毎月いくら貯まっていってるかなどが確認できます。

ページ下に行くと『表示データをダウンロード』と表記されてまして、CVSファイルとExcelファイルでデータをダウンロードすることができます。私はノートパソコンを使っていてExcelが付いていないので、CSVデータをダウンロード&印刷しています。

この、確定金額を印刷したものは7年間保管します。これは義務なので無くさないように、大事に置いておきます。(※確定申告に持っていく必要はありません)

A8の確定日を確認。売掛金として帳簿つけしよう

A8の振り込みレポートのページには、以下のように書かれています。

成果報酬の振込は月末締め翌々月15日(金融機関の休日に当たる場合翌営業日)に行います

ということで、『毎月の売上確定の日=月末』ということになります。

1月31日、2月28日…という月末の日付で、売掛金が上がったということで記帳していきます。月1回の記帳でいいので、楽といえば楽です。

記帳例を書いていきますね。私はこうやって仕訳してます。

:2017年1月31日に、1月分の売上が確定した。確定額は25,000円

・取引日・・・2017年1月31日

「借方勘定科目:売掛金 25,000円 / 貸方勘定科目:売上 25,000円」

・取引先・・・株式会社ファンコミュニケーションズ
・摘要・・・A8.net報酬の確定(ここはお好みの文言でOK)

↑こちらは、やよいの青色申告オンラインでいうと「仕訳の入力」から書く場合のやり方です。複式帳簿での書き方ですね。

「かんたん取引入力」で記入する場合は以下の通りです。

:1月31日に、1月分の売上が確定した。確定額は25,000円

「収入」
・取引日・・・2017年1月31日
・科目・・・売上
・取引手段・・・売掛金
・摘要・・・A8.net報酬の確定(ここはお好みの文言でOK)
・取引先・・・株式会社ファンコミュニケーションズ
・金額・・・25,000円
(源泉徴収税額のところはチェック入れない)

振り込まれた日付でもう一度、帳簿付けすると完了

実際に入金されるのは翌々月15日とのことなので、「2017年3月31日:今月の売上確定額は2万円」となった場合、5月15日に2万円から手数料を引いた金額が振り込みとなります。

※キャリーオーバー方式の場合は毎月の入金ではなく、操作しない限りどんどん貯まっていくことになります※

↑こちらは「かんたん取引入力」でのやり方です。

A8ではお金を入金してもらうのに手数料がいります。その場合の仕訳のやり方をこちらの記事に詳しくまとめているので参照してください。この記事には、複式帳簿での付け方も一緒にまとめています。売上金が入金された時の帳簿付けの例として、読んでみて下さいね。

1月1日~12月31日までの売上確定分の金額を確認
 ↓↓↓
CSVファイルやエクセルファイルでダウンロード&印刷して保管
 ↓↓↓
毎月の確定額をメモする(1月○円、2月○円とメモっておくと見やすい)
 ↓↓↓
メモを元に確定分の売上金額を売掛金として記帳
 ↓↓↓
入金先の口座の入出金明細をCSVファイルなどでダウンロード(保管する)
 ↓↓↓
入出金明細を見て実際に振り込まれた金額を確認
(手数料は銀行によって違うのでA8サイトにて確認すること)
 ↓↓↓
振り込まれた金額とかかった手数料を記帳
(こちらの記事参照)

売上が確定した月末時点で1回帳簿付けする、入金された時点で帳簿付けするという感じでやっていきます。

2017年11月と12月分の確定金額については、このまま売掛金で処理しておけばOKです。翌年2018年の1月2月の入金については帳簿付けしないです。

こんな流れになります↓

:2018年の2月16日~3月15日の間に、2017年の1年間の所得を確定申告する場合(A8の場合):

・2017年1月1日~12月31日までの売上確定額を、各月の月末日付(確定日)で売掛金として計上(12回分)
・2017年1月1日~12月31日までの入金を、入金された日付で売掛金の回収として処理(毎月の場合は12回分、キャリーオーバーの場合はその都度)

・2017年の11月12月分の入金が2018年1月2月にあるが、それは2019年に確定申告に行く時用の帳簿付けで処理する(2019年提出用の期首残高の売掛金として11月12月分を処理⇒実際の入金があった1月2月の入金日に売掛金回収)。2018年の確定申告には関係がないので帳簿付けする必要はない

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