A8でのアフィリエイト報酬は、支払手数料がかかってしまいます。
『ゆうちょ銀行』に振り込んでもらった場合は入金にかかる手数料が30円で済むので、ゆうちょの口座も事業用ということにして管理しています。
いつもキャリーオーバー方式で入金してもらうので、年に1回しか振り込んでもらってません。
今回は、複式帳簿の方法で仕訳する場合と、やよいの簡単入力で仕訳する場合の両方で、どうやったらいいかまとめていきますね。
「仕訳の入力」から入金手数料を記帳する
こちらは「やよいの青色申告オンライン」のメニュー画面左側で『仕訳の入力』をクリックして出てくる入力画面になります。複式帳簿付けですね。
分かりやすいように例をあげます。
この場合、確定した売上が50,000円です。
実際に入金される金額が49,970円になり、入金時にかかった手数料が30円となります。
支払手数料 30円 / 0円
…こういう感じになります。2行目の貸方の金額は0円のままにしておけばOKです。
普通預金に振り込まれた額と、支払手数料を足すと、売掛金と必ず同じ額になります。
「かんたん取引入力」で支払手数料を仕訳する場合
今回、過去数か月分の売上をまとめて支払ってもらっています。つまり、売掛金の回収となります。(発生していた売り上げを実際に振り込んでもらって回収する)
この場合は、かんたん取引入力では『振替』というのを使って入力していきます。
(入力画面左に縦に売上、支出、振替と出ています)
↑こんな感じになります。
「自己負担」にチェックを付けると金額を入れられるので、30円と入れます。そうすると自動で支払手数料として仕訳してくれます。
…という意味合いになります。
なお、よく分からん!という場合はやよいのQ&Aページを見るか、もしくはやよいの相談サポートで相談してください(この「かんたん取引入力」はやよいの青色申告オンラインのやり方なので、他社に聞いても分かりません)。
正直、「仕訳の入力」から書いた方が私的には簡単なのです。確定日の記帳方法と、入金日の記帳方法が揃ってるので分かりやすくって。
あ、もちろん、「かんたん取引入力」を使う場合でも「仕訳の入力」を使って入力する場合でも、入金された日付での記帳と、売上確定時点での記帳は別に行ってくださいね。
青色申告の65万円控除は複式帳簿なので、『売上が確定した時点で仕訳⇒実際に売上が入金された日付でまた仕訳』と2回に分けて記帳します。