ムームードメインを使ってサイトやブログを作っています。なので、ドメイン費用を経費にしています。
しかし、私は今まで病気で働けていなかったため、クレジットカードがないのです。
家族カードしかないので、私がクレカを使ってドメイン費を払うとすると「支払いが親の口座からの引き落としとなり、私が支払っていないことになる=私の事業の経費として支払えない」のです。
そこで『おさいぽ!』を使っています。
おさいぽ!は、ネット上のお財布のようなものです。私の事業用口座から、あらかじめ例えば3万円をおさいぽに振り込んでおきます。そうすると、ドメインの更新日が来たら勝手におさいぽに入れておいたお金からドメイン費用を支払っておいてくれるのです。
(なお、ムームードメインの方で、おさいぽ決済をすることに設定しておくことが必要です)
おさいぽに入金しても経費にはならない?
あくまで私のやり方なんですが、おさいぽ!に入金した時点では、経費にはしません。
だって、そこで経費にするなら、例えば一気に10万円振り込むとするじゃないですか。それを使ってドメイン費用を支払ってないのに、経費として計上してしまうっていうのもどうかなぁと考えるからです。
その年の経費を多くしたいのかと疑われてしまう可能性もあるのかなと思って。
ですので、おさいぽから実際にドメイン代を引き落とされた時に経費としています。おさいぽ入金については、入金時点では『前払金』として処理しています。
なお、複式帳簿の付け方としては、個人用の口座から入金の場合と、事業用口座からの入金の場合とで、勘定科目が違ってくるので注意してください。以下にまとめますね。
事業用口座から入金した場合の記帳例
例)
3月1日に事業用口座からおさいぽへ2万円を入金した
5月10日におさいぽからドメイン費用1,500円が引き落とされた
↓↓↓
3月1日 借方:前払金 20,000円 / 貸方:普通預金 20,000円
5月10日 借方:通信費 1,500円 / 貸方:前払金 1,500円
※この記帳の仕方は、「やよいの青色申告」でいうと簡単入力ではなく『仕分けの入力』という項目から入力する場合の書き方になります※
これは、上の行は、前払金として事業用の普通預金から2万円を入れましたということです。下の行は、通信費として1,500円を前払い金から支払いました、ということになります。
メール相談でこんな感じでやるといいと回答を貰ったので、私はこんな感じで仕訳してます。
個人用口座から入金した場合の記帳例
個人事業主の方だと、事業用口座を持たずにいる場合や、個人として使っている口座から事業用としてお金を振り込むこともありますよね。
例)
3月1日に個人用口座からおさいぽへ2万円を入金した
5月10日におさいぽからドメイン費用1,500円が引き落とされた
3月1日 借方:前払金 20,000円 / 貸方:事業主借 20,000円
5月10日 借方:通信費 1,500円 / 貸方:前払金 1,500円
前払金を事業主の個人のお金から支払っているので、貸方の勘定科目が事業主借となります。
なお、「通信費」は「ドメイン代」「サーバー代」とかでもOKです。だいたい”通信費”でやる方が多いかなぁというか、一般的かなと思います。
支払う予定を計算してからチャージしたよ
例えば今年1年間で必要なドメイン費用が全部でだいたい1万円ほどかかりそうだなぁという時は、あらかじめ1万5000円とか2万円ほど前払金として入れることにしています。
年間1万円しか使わないのに1回で10万円も前払いで振り込んでいると、なんだか変な感じがしそうだなーと思って。多すぎるし。あともし使い切らなかったらもったいないですしね。
…というのは個人的な考え方なので、こうすべきって訳では全然ないんですけど、私の場合はそんな感じでやっています。例えば2017年1月初旬におさいぽ!にチャージ⇒2017年の12月31日までにだいたい使ってしまう感じです。
でも今年はいらないドメインをいくつも消したので、それもあってチャージしておいた額がまだ半分残ってます。まぁでもあんまり差額はないので問題無さそうです。
どっちにしろ、実際にドメイン代を支払った時にだけ経費にしてますので問題ないかと。
そんな感じでやっております。あくまで私の場合のやり方ですので、出来たら税理士さんとかに聞いてもらった方がちゃんとした返事も貰えるかも。ではでは~