げん玉のポイントが口座に入金されたのを仕訳けした(青色申告)

「げん玉」というポイントサイトを使っております。

よく楽天市場で買い物をするので(私用です)、その際にげん玉から楽天市場へ行って、げん玉でも楽天でもポイントを貰うということをしています。

とはいえ、げん玉で貰えるポイントというのはごくわずか。年間、2000円くらいでしょうか。

それでもお金はお金!事業用の口座に振り込まれているので仕訳をします。なお、事業収入ってことにしてますよ。ポイントが付いただけなので、収入って感じはないですけども…。

最初は売り上げの確定日に記帳をしますが…まず、「いつの時点で現金が発生したってことになるんだろう?」ということを解決していきたいと思います。

ポイントサイトからの換金。いつ現金発生とするか?

私がやってる「げん玉」の場合で説明しますね。

1、げん玉経由で買い物をする(私の場合、げん玉から楽天市場へ行ってお買い物)

2、げん玉でポイントが貰える(1,000ポイント=100円です)

3、げん玉で3,000ポイント以上貯まったら換金可能になる。ポイントをpoint exchangeに交換する

4、point exchangeで、○○銀行に振り込んで!と申請する

5、指定の銀行へ振り込まれる

……超絶長いっ!!orz

でもね、大丈夫!1から5まで全部記帳する必要はありません。

普通のアフィリエイト報酬と同じく、「いつ売上が確定したか」「確定した売上が入金されたのはいつか」の2つだけ記帳すればOKですよ。

で、問題なのが「いつお金が発生したか」です。

げん玉では「~ポイント」という単位で、この状態ではただのポイントなのでお金ではありません。

現金化するために一度point exchange(ポイントエクスチェンジ)というサイトを経由しないといけないので、一度ポイントを交換します。

3,000ポイントをpoint exchangeに交換すると、300ポイントに変化します。point exchangeでは、1ポイント=1円の計算です。3,000ポイントが300円分のポイントになりました。

…が、ここでもまだポイントのままです。まだお金が発生しておりません。

で、指定の銀行口座に振り込んでもらうため申請をすると…ここで!ついにお金が発生したことになります。

つまり、「ポイントを現金化する申請を行った日」こそが「売り上げが確定した日」なのです。

point exchangeで申請日を確認

↑こちらはpoint exchangeの『ポイント通帳』です。

何月何日に、口座への入金を申請したかが分かります。私はSBIネット銀行を使っているので、その日のうちに入金されます。

なので、私の場合は「振込申請した日」と「口座へ入金された日」が同じです。

同じ日付で、売掛金が発生したという帳簿つけと、売掛金が回収できたという帳簿つけを行います。

これらは普通に他の売上と同じ仕訳となります。アフィリエイト報酬が確定した日の書き方と、報酬が入金された日の書き方でOKです。

一応、point exchangeのポイント通帳のページはそのまま印刷して置いておきましょう。数年前までさかのぼれるので便利です。

実際のポイント入金の記帳の例、かんたん取引入力の場合

↑かんたん取引入力だとこんな感じになります。「収入」で仕訳します。

日付が、ポイントを入金してくれと申請した日。

科目が「売上」で、取引手段が「売掛金」です。回収予定日は、即口座に入金される場合は同日の日付で。分かんない場合は書き込まなくて大丈夫です。そのまま空欄で。

摘要は「ポイントエクスチェンジにて振込申請」など、ここはお好みで。

取引先は「株式会社リアルワールド」です。金額は振込申請した金額を入れます。1,000ポイントなら1,000円です。

で、売掛金を即日回収できてますので、同じ日付で今度は「振替」で入力します。

↑この黄色い線で囲ってあるところで「振替」をクリックします。

振替元が「売掛金」で、振替先が「普通預金(○○銀行)」です。

摘要は「ポイントエクスチェンジより入金」など、ここはお好みで。

取引先は「株式会社リアルワールド」です。

金額は実際に振り込まれた金額を入れます。手数料がかかってない場合は、申請した額と同額になります。『手数料負担』を『なし』にチェック入れておきます。

この時、もし手数料がかかっている場合は『手数料負担』を『自己負担』にチェック入れ、かかった振込手数料を入れます。手数料と実際に振り込まれた額の合計が、申請した売掛金と同額になります。

※画像では売掛金が300円だったのに対し、振込手数料が30円かかった場合の記入です。手数料がかかってない場合は「なし/相手負担」にチェックします。

なお、げん玉からpoint exchangeにポイントを交換したタイミングで、入金手数料が無料になるクーポンが貰えます。私はそれを使って手数料無料で換金しています。

こうすれば振込手数料の記帳の必要もなく、便利でいいです(*´▽`*)

複式帳簿の付け方で仕訳をする場合

「仕訳の入力」から仕訳する場合は、以下のようになります。

※振込申請をした日付で記入※
「借方:売掛金 ○○円 / 貸方:売上 ○○円」

※お金が入金された日付で記入※
「借方:普通預金 ○○銀行 ○○円 / 貸方:売掛金 ○○円」

例)
げん玉で3,000ポイントを貯めました。point exchangeに交換して、300ポイントになりました。10月10日に300ポイントを○○銀行へ振替申請しました。申請した日のうちにすぐ300円の入金がありました。(振込手数料無料のクーポンを使ったので手数料は無料)
 ↓↓↓
10月10日「借方:売掛金 300円 / 貸方:売上 300円」
10月10日「借方:普通預金 ○○銀行 300円 / 貸方:売掛金 300円」

振込手数料がかかった場合は、こちらの記事を参照してください。


お金になるまでの手順は複雑ですが、記帳はそれほどでもなくて助かりました。

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