ランサーズの去年1年分の確定金額をチェックしていきます。
ログインして左側にあるメニューから「支払い管理」をクリック。
「過去の報酬を見る」をクリックして、右上にあるタブから見たい年度を選びます。今2018年1月なので、2017年を選びます。
これでズラッと1年分の確定報酬が出てきます。
稼いだ額と、システム手数料が表示されています。もしも源泉徴収がある場合でも、表記されてますので分かりやすいです。
「年間明細をダウンロード」をクリックして、ダウンロードしたファイルを保存します。
あとこのページをそのまま印刷します。Windowsだったら右クリックをして「印刷」をクリックすれば今表示されてるページをプリントアウトすることができます。こちらも7年間保管します。
年度ごとにファイルに入れておくと便利ですよ。
ランサーズの締日(確定日)はいつ?
さっき印刷した1年間の報酬を見て、複式帳簿付けをしていきます。
売上の確定日の日付で記帳するんですが、まずはランサーズの確定日を確認しましょう。
締め日 : 毎月15日、毎月月末
お支払い日 : 15日締め分は、当月末日にお支払い
月末締め分は、翌月15日にお支払い支払日が土日祝日等の場合、前営業日が支払い日となります。
…ということで、毎月15日と月末の日付で、売上が確定します。1月だったら1月15日と1月31日で売り上げが上がったという帳簿付けを行うことになります。
まだ入金はされてない状態ですので、売掛金として処理します。
複式簿記での記入例(源泉徴収がない場合)
記入例を書いてみますね。
私が使っているやよいの青色申告オンラインでいうところの「仕訳の入力」から記入する書き方となります。複式帳簿と一緒です。
1月15日 借方:売掛金 7,300円 / 貸方:売上 10,000円
1月15日 借方:支払手数料 2,700円 / 貸方:記入なし
1月31日 借方:売掛金 14,600円 / 貸方:売上 20,000円
1月31日 借方:支払手数料 5,400円 / 貸方:記入なし
システム手数料は経費として計上します。
「支払手数料」か「雑費」か悩むところなんですが、支払手数料にしてみました。「雑費」でもいいのですが、必ずどれか1つに固定してください。今月は雑費として計上、来月は支払手数料として計上…となるとダメです。
補助科目として「システム手数料」と設定しておくと分かりやすいです。
やよいの設定メニューから補助科目を追加する
↑設定メニューの「科目の設定」をクリック。
「経費」にある「支払手数料」をクリックして選択すると、背景がオレンジ色になります。その状態で「補助科目を追加」をクリックすると行が追加されますので…
そこに『システム手数料』と記入して登録します。
仕訳の入力に戻って見てみると、「支払手数料」という勘定科目を選択すると、補助科目で「システム手数料」が選べるようになってます。
↑補助科目のところにシステム手数料って出てますね。これでOKです。
なお、やよいの青色申告オンラインでは「かんたん取引入力」という帳簿の付け方もできるので、そちらはこの記事(私が書いたやつです)を参照してください。
ちょっとややこしいので、仕訳の入力から記入した方が楽かなと思います。
入金には100円の手数料がかかります
入金されたタイミングで、以下のように帳簿付けしました。やよいの青色申告オンラインの「仕訳の入力」からの記入です。
1月31日 借方:普通預金 ○○銀行 7,200円 / 貸方:売掛金 7,300円
借方:支払手数料 100円 / 貸方:記入なし
摘要:ランサーズから入金
やよいの「かんたん取引入力」で記入したい場合はこちらの記事を参照してください。振込手数料がかかる場合の帳簿付けのやり方をまとめてます。